四柱推命の資格とは?!必要な資格や仕事内容を解説!

記事作成日:2024.10.09
四柱推命の資格とは?!必要な資格や仕事内容を解説!
四柱推命占術士は、陰陽五行説を元にした四柱推命によって人の命運や性格を推察し、その結果から、将来的な部分も含めたアドバイスをしていく占い師です。 そして、そんな四柱推命占術士として働いていくことが認められる資格が存在しています。 この記事ではそんな四柱推命占術士とそれを目指す際に必要な資格について紹介していきます。 四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

四柱推命占術士の基本

四柱推命占術士になるための資格を見ていく前に、まずは大前提になる四柱推命の基本と四柱推命占術士についての概要を紹介していきます。

四柱推命とは

四柱推命とは中国で陰陽五行説を元にしてできた理論であり、陰陽五行説を表す五行図や十二支といった要素を当てはめることで、人の命運を推察していくものです。陰陽五行説は紀元前である春秋戦国時代に成り立っていますが、四柱推命については1100年代の南宋で成り立ったと言われており、日本には江戸時代中期に入って来たとされます。 中国においては「三命・命学・八字」などの呼称があり、四柱推命は日本独自の呼称でしたが、現在では外国語で四柱推命が直訳されるなど、世界的に四柱推命が知れ渡っています。四柱推命資格はこちら 近年の日本における四柱推命は占いジャンルの一つとして用いられるものです。

四柱推命を構成する要素

四柱推命の元となった陰陽五行説はそれぞれ別の思想であった陰陽と五行を組わせることで、それまで以上の事象について説明できるというもので、陰陽五行説だけでも占術の一つとして用いられることがあります。 そんな陰陽五行説を表す五行図とその考え方は以下の要素で構成されています。
五行 この宇宙のものは全て木、火、土、金、水の5つの元素で構成されるという思想 五行図においては上記の順番で五角形を形成して、隣り合うことや対角線にある元素で捉え方が変わってくる
陰陽 この宇宙の事象は様々な観点から互いに対立する属性である「陰」と「陽」に分類できるという思想 五行図のおいては五行の元素1つに対して、陰陽を二つずつ配置する その際に陰陽を表すために用いられるのは十干であり、以下のようになる 木=甲(きのえ)・乙(きのと) 火=丙(ひのえ)・丁(ひのと) 土=戊(つちのえ)・己(つちのと) 金=庚(かのえ)・辛(かのと) 水=壬(みずのえ)・癸(みずのと)
春夏秋冬と十二支 五行は十二支にも配置されるもので、それを表すため、以下のように五行を春夏秋冬に当てはめる 木=春、火=夏、金=秋、水=冬、土=四季それぞれの最後の約18日間(土用) 十二支について旧暦の暦月を用いる 子(一月)、丑(二月)、寅(三月)、卯(四月)、辰(五月)、巳(六月)、午(七月)、未(八月)、申(九月)、酉(十月)、戌(十一月)、亥(十二月)
そして、四柱推命ではこれらの要素に「四柱」を加えて考えていきます。 四柱とは生まれた年月日時を4つの柱とするもので、これら柱と一致する十干や十二支に置き換えて命運を見ていきます。 この四柱を十干や十二支に置き換えて作成される図を「命式」といい、四柱推命を学ぶ中には命式の作成方法も含まれるものです。

四柱推命占術士とは

四柱推命占術士とは、上記のような四柱推命を用いた占いで相手の運命や性格などを見て、その結果から適切なアドバイスができる人物を指します。 人の命運という将来的な部分が見えることから仕事や結婚といった転機が訪れる人やそれらを考え始めている人に四柱推命による占いは需要があるものです。 そのため、近年では書籍やインターネットで四柱推命を用いた簡単な占いができるようになっています。 しかし、四柱推命における五行図や命式を本格的に見ていくには専門的な知識が必要であり、占術士を名乗るからにはアドバイスできるところを含めて実力が必要です。 そのことから四柱推命占術士になるためには知識や実力を証明できる資格を取得しておくことが推奨されます。 四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

四柱推命占術士になるために四柱推命の知識を学ぶ方法とは?

先ほども書いたように四柱推命のさわりの部分、書籍やインターネット上で比較的簡単に得られるものですが、四柱推命占術士の資格取得になると、より専門的な知識が必要です。そんな資格取得のための専門的な知識を学ぶには教室・スクールや通信講座を利用することが考えられます。

教室・スクール

教室・スクールで占いはよく取り扱われるジャンルであり、四柱推命に関連する講座は数多く開講されています。 しかし、内容的としては趣味の範囲として使える知識を教える講座や総合的な占いの一つとして教える講座もあるため、資格勉強の講座に限って見つけようとすると、少々苦労する可能性があります。 また、仮に資格勉強の講座があっても開講される場所が自宅から遠方である場合は毎回通うことが大変になるでしょう。 交通費がかかるのはもちろんのこと、仕事や家事の合間を縫って開催場所へ行くのは継続する面で不便さが目立ちます。 教室・スクールなら講師から直接話が聞けたり、同じ勉強をする人が周りにいたりすることがメリットになりますが、講座を見つける苦労や開催場所がデメリットと言えます。

通信講座

通信講座でも占い系の資格取得を目指させるものは多数あり、四柱推命に対応しているところもあります。 教室・スクールと違って自宅に教材が届けられたり、パソコン学習ができたりするため、場所に縛られることはありません。 また、時間についても課題の提出期限を除いたら比較的自由に勉強できるため、仕事や家事が忙しくても隙間時間で勉強していけます。 勉強自体は講師や周りの生徒がいないため、自分でモチベーション維持していく必要はありますが、自由度で見ると通信講座の方が優れており、勉強方法に迷った場合は通信講座の利用がおすすめです。 四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

四柱推命占術士としての職場と注意点

資格取得をして四柱推命占術士となった場合、職場の候補がいくつか考えられます。 そんな四柱推命占術士として働く職場とそこにおける注意点を見ていきます。

占いサロン

占い師として働く場合は占いサロンを職場にするのは多いものですが、既存のお店に入るか、自分で開業するかという選択肢があります。 既存の占いサロンへ入る場合は募集さえあればすぐにでも活躍できますが、店内でも同じ四柱推命占術士がいる場合は常に競い合わなければいけない可能性が出てきます。 その場合、給料体系によってお客様を取り合う形になってしまうこともあるため、入る時点での他の四柱推命占術士の有無は確認すべきでしょう。 一方、自分で開業する場合は店舗を借りる人や自宅を利用する人もいるもので、それぞれで維持費などの費用が変わってきます。 四柱推命に限っていえば特別な機材が必要になるわけではありませんが、それでもお客様を呼び込むための雰囲気作りに費用は必要になります。 ただ、副業や趣味の延長で行う場合はこだわり過ぎずにある程度の費用でやっていける人もいます。

教室・スクールの講師

勉強の候補でもあった教室・スクールは占い師ではなく講師として働くことになりますが、こちらもカルチャーセンターなどの場所を借りる、自宅で開講するというような選択肢が出てきます。 また、教える内容についても資格勉強向けや趣味・特技として身に付けたい人など受講者の層を設定できるので、自分が教えるスタイルに合わせられます。

在宅占い師

上記の二つにおいても自宅で開業・開講できると書きましたが、それらは自宅にお客様や生徒を招いた上で占いや授業をしていくものであり、長年それが普通でした。 しかし、近年はインターネットの発展からメールやビデオ通話などを用いて完全在宅で占い師ができるようになっています。 とりわけ四柱推命では手相占いのように体を見る必要性がなく、名前や生年月日といった情報だけで占えるため、相性が良いと言えます。 また、お客様にとっては顔を見せずに済んだり、遠方から訪れる必要がなかったりと様々な面でメリットを感じる人がいることから需要もあります。 対面ではない難しさを感じることもありますが、職場の候補としては十分あり得ます。 四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

四柱推命占術士はどのような人に向いているか?

四柱推命自体は理論や占いに興味がある人なら進んで学べるかもしれませんが、四柱推命占術士として働くことを考えると、向き不向きが出てきます。そんな中で四柱推命占術士に向いている人は聞き取り能力が高い人と言えます。 四柱推命で見えてくるのは人の性格や命運ですが、占いに来るお客様は必ずしもそれらを決定づけて欲しいというわけではありません。 目的として就職や結婚といった不安が生じることへの悩みを聞いて貰おうという人は多く、占いの結果を元にその悩みを喋って貰うことも一連の流れになります。 そのため、四柱推命に関する知識が豊富であるだけでなく、結果を出した後のコミュニケーション能力が求められるのです。 もちろん、聞き取りがそれほど得意じゃない人も数をこなすことで身に付けられるものなので、今の自分が向いていなくても目指して良いのですが、実際に働く際はその能力も必要になってくることを覚えておきましょう。
四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

四柱推命占術士の証明になる資格一覧

四柱推命占術士としての資格はいくつか種類があり、それぞれ発行する協会や機関が異なっています。 発行元の違いは証明する知識や実力の部分にかかるもので、四柱推命に関する知識を得ていることは共通していますが、内容は微妙に異なることがあるのです。 それでは四柱推命占術士関連の資格の中で著名なものを3つ紹介していきます。

四柱推命占術士資格

四柱推命占術士資格は日本占い師協会(JFTA)が発行しており、四柱推命の基本や命式の作り方など四柱推命に関する知識を有することを証明する資格です。 様々な占いに関する資格を発行している協会の資格であり、総合的な占い師を目指す人はここでの取得を目指す人が多くいます。 基本的な要素を抑えた知識や実力を証明できるため、四柱推命のスタンダードな資格です。
受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申込
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

陰陽五行士資格

陰陽五行士資格日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が発行しており、陰陽五行に基づいた四柱推命に関する知識を身につけていることが証明される資格です。 資格名は四柱推命の元になった陰陽五行説の方で書かれていますが、内容としては四柱推命占術士となるためのものです。 発行元がメンタルケア系の資格を扱っていることもあり、取得後は講師活動を中心に行えることから教える意味での知識や実力を証明できます。
受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申込
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

四柱推命鑑定士資格

四柱推命鑑定士は一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が発行しており、四柱推命を用いた鑑定スキルと相談内容に応じた適切なアドバイスができる能力を備えていることを証明する資格です。 こちらの資格は鑑定後のアドバイスについての知識や実力を証明できます。
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者
受験料 5,600円(税込)
受験申請 ホームページの検定試験申込から
受験方法 在宅受験
合格基準 得点率70%以上
試験日程 カリキュラム修了後、随時
四柱推命資格の四柱推命占術士はこちら

おすすめの資格

3つの四柱推命占術士関連の資格の中でどの資格を取得するか迷ってしまうかもしれませんが、その場合は日本占い師協会の四柱推命占術士資格をおすすめします。様々な占い師系の資格を発行している協会であることから四柱推命占術士の実力を証明する資格としては申し分ないものです。 そして、四柱推命占術士資格は受験資格を特に必要としないので、学習の場としては自由に選択できます。   四柱推命占術士資格 もしも教材選びに迷ってしまった場合におすすめの通信講座が二つあります。

おすすめ通信講座

四柱推命占術士資格の取得におすすめの講座は、「SARAスクールジャパン」と「諒 設計アーキテクトラーニング」です。 この二つの通信講座はJFTAから認定校の証明を受けており、それぞれの通信講座で提供される教材やカリキュラムは資格試験に対応したものになっています。

四柱推命資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンの四柱推命占術士資格を取得できる講座としては以下の2つのコースがあります。
SARAスクール 四柱推命占術士基本コース 四柱推命占術士プラチナコース
受講料 59,800円 79,800円
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時に四柱推命占術士資格と陰陽五行士鑑定士資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除
内容としては日本メディカル心理セラピー協会の陰陽五行士資格の試験でも使える教材とカリキュラムが組まれています(こちらの資格についても協会認定です)。 そして、プラチナコースを選択した場合は卒業課題の提出のみで資格取得できるという特典があり、この場合は四柱推命占術士資格と陰陽五行士資格が同時に取得できるものです。 しかし、2つの資格分の料金がかかってしまうため、四柱推命占術士資格だけ取得を目指す場合は基本コースで学んだ後、別個試験を受けていくことになります。 受講期間は1日30分ずつの勉強で6ヶ月間で完了する計算になっているため、勉強時間を確保できれば最短2ヶ月取得も目指せます。 四柱推命資格取得講座

四柱推命占術士W資格取得講座 | 諒 設計アーキテクトラーニング

諒 設計アーキテクトラーニングの四柱推命占術士資格を取得できる講座としては以下の2つの講座があります。
諒 設計アーキテクトラーニング 四柱推命基本講座 四柱推命スペシャル講座
受講料 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時に四柱推命占術士資格と陰陽五行士資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除
SARAスクールジャパンと同じく陰陽五行士資格を含んだ内容でスペシャル講座では試験免除と同時取得も付いてきます。 ただ、教材やカリキュラムについては違うものになっているので、公式サイトの情報や無料の資料請求で内容を比較して、自分に合った方を選ぶことをおすすめします。 四柱推命占術士W資格取得講座

四柱推命占術士資格を取得して様々な職場で活かしてみよう

四柱推命占術士は四柱推命を用いた占いやその知識を教える講師として店舗から完全在宅まで、様々な職場を選択肢として活動できます。そんな四柱推命占術士としての実力や知識を証明するためには、専門の機関が発行する四柱推命関連の資格を取得することが推奨されます。 その中でもおすすめの資格は日本占い師協会が発行する四柱推命占術士資格であり、その資格の取得を目指すなら協会が認定した「SARAスクール」や「諒 設計アーキテクトラーニング」では、とても勉強しやすい講座です。 少しでも興味がある方は各公式サイトを確認してみてください。

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